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「英語脳」をつくるために、ちょっと変わった教材「BBカード」を使っています。BBカードは64のセンテンスからなる絵&文字がペアになったカードで、英語を感覚的に掴むためのツールです。
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小学生には、この教材で英語を勉強する前に、気負わず楽しみながら英語に触れて欲しいと思っています。楽しいからこそ脳が活性化し、夢中になって何十回、何百回とセンテンスを繰り返し遊ぶからこそ、英語の感覚が身に付きます。
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クラス全員で声を合わせて言うことで、そのリズムが心地よく体に染み込んでいき、長期記憶につながります。
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小学生の時に週に1度、1年間だけBBカードで遊んだ子が、高校生になってもその文章を覚えていたという逸話があります。
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近代ヨーロッパ教育学の創始者として知られているJohann Amos
Comenius(1592-1670)の言葉に「前もって感覚的につかんでいるものでなければ真の理解は困難である」とあります。BBカードの64センテンスは英語を感覚的に掴むためのツールです。英語を感覚的に掴むことにより、「英語を理解できる基礎=土台=英語脳」が作られます。
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BBカードは「全体から個へ」がモットー。今までの様に最初にアルファベット、単語を教え、徐々に複雑なものを教えると言う「個から全体へ」方式では、子供たちにとって覚えると言う負担が大きく、記憶が苦手な子供達はなかなか英語脳(英語の言語野づくり)が出来ません。
(続・カードで遊んで英語大好きBBカード活動集 著 難波悦子氏より)